高い耐震性能・優れた排水性能を共に備えた箱型擁壁工法は全国各地で採用されています。
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安全!安心!箱型未来通信

2016年 夏号

温暖化の影響でしょうか、最近は夏前に猛暑日が続くことがあります。梅雨が開けて夏本番というのが例年ですが、近年は、春から「いきなり夏」になるような気がします。今年の夏はどのように過ごされますか?海に山にお祭りに、一年で一番賑やかな季節がやってきます。気温の上昇とともに気分上々↑↑の夏となりますようにお祈りいたします。
さて、今回は九州支部の特集です。九州各地から施工実績が沢山届いています。「支部長だより」は夏らしく九州の花火の話題、「面白いもの発見」のコーナーは地元のソウルフードの話題と盛り沢山です。どうぞ最後までお付き合いください。
全国取れたて支部便り Vol.15  九州・沖縄支部 <福岡>
全国各支部の話題を、都道府県単位でお伝えしていきます。
そろそろ梅雨も開けて、「夏本番」突入でしょうか?
九州地方の中でも旅行先として人気の高い「福岡」。そのなかで人気の観光スポットもたくさんあります。最近では、博多駅に「KITTE博多」と、あの「マルイ(0101)」がオープンしています。その他福岡では、キャナルシティー博多、マリンワールド海ノ中道、大宰府天満宮等々…観光スポットは色々ありますが、今回は夏の「福岡」のお薦めを紹介したいと思います。夏と言って皆さんは何を思い浮かべますか?海、山、お祭り等…色々あると思いますが、今回は福岡の夏を代表する「花火大会」を紹介したいと思います。
西日本大濠花火大会 6000発 / 8月1日(月) 福岡市中央区大濠公園
九州の人気花火大会ランキングにも入っている「大濠花火大会」。福岡の夏の風物詩としておなじみの花火大会です。今年で第54回目の開催となります。毎年、曜日にかかわらず、8月1日(悪天は翌日に順延)に開催されます。都会で行われる大会としては最大級で、当日は会場の内外で毎年45万人が約6000発の花火に興じます。
高い建物のない大濠公園の中央で花火が打ち上げられるので、360度鑑賞できる好立地で毎年たくさんの福岡市民が真夏の大濠公園に涼を求め集います。会場は福岡城の跡でもあり、そんなところにも歴史があります。
都会の夜空を鮮やかに彩り、圧倒的な迫力を誇る大輪の数々は、見るもの全てを魅了します。福岡市民にとって「博多祇園山笠」と並んで、夏の代表的な催しのひとつになっています。
関門海峡花火大会 15000発 / 8月13日(土) 福岡県北九州市門司区、山口県下関市
関門海峡花火大会は、お盆に山口県下関市と福岡県北九州市門司区の関門海峡を挟んで、両岸で実施される盛大な花火大会です。
今年で第29回を数え、この海峡花火大会の観客数は概ね門司側で70万人、下関側で45万人(主催者発表)で合計115万人です。一日の人出としては、全国の花火大会で第2位の観客動員数です。
始まった当初は下関と門司とでは別々のイベントとして行われていましたが、1988年より“アジアポートフェスティバルin KANMON“として関門地区の合同イベントとして行われています。
毎年多くの方々が訪れて、海峡のこの絶景に酔いしれています。ぜひ今年の夏は、関門海峡で彩られる「ドラマ」を皆様も堪能されてはいかがでしょうか。
筑後川花火大会 18000発 / 8月5日(金) 福岡県久留米市水天宮周辺筑後川河川敷
締めくくりは、西日本最大級の花火大会を紹介いたします。
毎年、水の祭典を締めくくるこの大花火大会は、1650年(慶安2年)の水天宮奉納花火を起源とし、久留米はもとより筑後地区一円の人々に古くから親しまれている、名実ともに西日本一の花火大会です。
毎年45万人以上の観客があり、九州最大の河川である筑後川の河川敷が会場です。現在は、たくさんの観覧者に対応するため篠山会場・京町会場の2ヶ所での発揚を行っています。今年も最大規模の18000発を打ち上げ予定です。
起承転結のストーリーを持った速射連発花火や、「ナイアガラ」をはじめとする大規模な仕掛け花火、巨大な尺玉が夜空に大輪の花を咲かせます。会場には露天の屋台が400店以上が並び、久留米名物の「B級グルメ」の店も出店しますので、これもまた楽しみの一つになっています。
その他にも福岡県周辺の各地で毎年恒例の盛大な花火大会はまだまだあります。ぜひこの時期、福岡にお出かけの際は、福岡の盛大な花火大会もぜひ体験してみてください。夏の良い思い出に、福岡のグルメと一緒に堪能して頂けたら幸いです。
 
安全!安心!箱型未来通信では、毎回全国各地から箱型擁壁工法の最新情報を集めお伝え致します。箱型擁壁工法の優位性や施工実績を中心にお伝え致します。
箱型擁壁製品紹介
 
新設道路 福岡県  福岡県京都郡みやこ町大字下伊良原
伊良原ダム管理用道路新設工事  壁高14m*延長91m
当該工事は、建設予定の伊良原ダムの新設の管理用道路として計画されました。当初発注図では補強土壁が計画されてましたが、工事を落札された業者様が発注者様へのVE提案され、経済性・天候に左右されない施工性・優れた排水性能等箱型擁壁が持つ特徴を理解して頂き箱型擁壁を採用していただきました。
曲線部が多い現場でしたが、箱型擁壁は標準製品で曲線部や折点に対応出来る為、製造・出荷もスムーズで現場の要望に遅れる事なく製品を供給する事ができ、また施工業者様のご努力により大きな工期短縮を図る事が出来ました。
下記より現場担当営業マンの評価と意見、感想が見られます。

高速道路 宮崎県  延岡市北方町
北方延岡道路全線開通に貢献  壁高6.0m*延長99.5m
東九州自動車道・延岡ICから北方町蔵田まで延びる北方延岡道路での施工事例です。今回の箱型擁壁はその北方延岡道路にある南久保山トンネルの坑口にて採用されました。施工当時は、開通に向けて複数の業者が同時に工事を進める慌ただしい状況でした。その中で箱型擁壁が施工の早さを発揮して、わずか2か月足らずで完了することができました。本道路は、延岡から九州有数の観光地である高千穂区間を22分短縮する点、国道218号線の災害時、代替路として役立つ点など整備効果に期待が持たれています。また現在、無料の自動車専用道路として交通量も多く、官公庁様へ箱型擁壁の強力なPRになっています。
下記より現場担当営業マンの評価と意見、感想が見られます。

道路改良 福岡県  福岡県福津市本木地内
景観性にも優れ、道路線形に合わせたフレキシブルな道路擁壁  壁高6.0m*延長92m
県道飯塚福間線は、飯塚市を起点として、宮若市を経由し、福津市を終点とする延長約30キロメートルの主要地方道です。本事業の道路環境の整備を行うことにより、地方から地方へ、また国道3号線へのアクセス向上を図る目的として行った事業です。 沿線の近くには、イオンモール等の大型商業施設、また福間駅周辺の宅地開発事業が盛んに進み、近年、活性化が進んだ地域でもあります。
本事業での採用としましては、やはり景観性の向上と道路曲線に対応し、かつ高さ5m以上での大型擁壁として検討が進められ、この「箱型擁壁」が経済性・施工性にも優れたことから採用と至りました。完成前は、民家が多く、ひっそりとした道でしたが、短期間で全面紋様付きの箱型擁壁が施工されてからは、非常に周辺が明るく感じられるようになりました。
下記より現場担当営業マンの評価と意見、感想が見られます。

道路改良 福岡県  福岡県八女市星野村
 
山道の線形にも合う箱型擁壁  壁高9.5m*延長40.6m
当該工事は九州北部豪雨災害による復旧工事でした。難関な工事の為 着工までにも時間がかかりました。ダンプのすれ違いも難しい現場の為、搬入するのに苦労致しました。
現場の方々が来られる前に搬入を完了させていたことを思い出します。現場状況がカーブでしたが、箱型擁壁の優位点として、R施工が簡単に出来る為 現場が綺麗に仕上がりました。何度も他の大型ブロック等では不可能だったというお声を頂きました。
下記より現場担当営業マンの評価と意見、感想が見られます。

区画整理 熊本県  熊本市西区春日
壁高6.0m*延長452m
緑化が前提であった為、箱型と緑化ブロックの2工法絞り比較検討されました。ボーリング調査の結果、地盤のN値が5以下と軟弱で、-15m程度までその層が続いている状態でした。基礎部分の改良を含め、箱型が経済的に有利とのことで採用された。初めてのグリーンパイプ使用で、客土の調整・パイプの設置位置等に注意しスムーズに施工が行えました。
施工直後の写真「2011年6月」
平成28年熊本地震で確認された、箱型擁壁の優位性
本件は2011年6月に竣工しています。九州新幹線開業に伴い、新駅西側の一帯を区画整理すると共に幹線道路を整備する事業でありました。施工後5年が経過、今回震度7の地震が発生し震源地より10kmほどの位置にある本現場を翌週確認、基礎地盤がN値5以下と軟弱であったにもかかわらず、沈下等の現象は見られませんでした。また箱体上部のU字溝の破損、グレーチングの変形が確認できその周辺部で若干(10mm程度)の目地開きは見られるものの、箱体目地材の効果もあり砕石の流出もなく、機能を完全に維持しているものと思います。
本件の他20件ほどの県内物件を確認いたしましたが倒壊等の事案は無く、箱型擁壁の地震に対する優位性を再認識いたしました。
被災後の写真「2016年4月」
  天端コン及び側溝に破損が見られる。一部箱体に若干の変位は見られる。擁壁の機能は維持している。
  側溝のグレーチングが地震の衝撃により外れるが壁体にズレは無い。
下記より現場担当営業マンの評価と意見、感想が見られます。

道路改良 熊本県  熊本県下益城郡美里町三和
景観にマッチした曲線が綺麗な擁壁  壁高11.0m*延長60.0m
他社工法との比較はありましたが、施工性・可撓性(曲線対応)・景観の良さだけでなく、発注先からの実績・評価が高く採用いただきました。当該現場は箱型擁壁協会のホームページに掲載され景観に優れた擁壁として全国から評価をいただいています。
施工直後の写真「2011年6月」
箱型擁壁で良かった!平成28年熊本地震を経験し思う事
地震が少ないとされてきた熊本県で震度7の地震が立て続けに発生しました。震源地から約20km離れた本現場でも震度6強の地震が起きています。付近の建物や道路には地震の影響で破損などが起きているのに、箱型擁壁の現場を調査した結果、何の被害も無く改めて箱型擁壁の耐震性の高さを実感しました。本現場は、小学校の入口付近に配置されているので、有事の際に避難場所の役割も担う小学校への影響を及ぼす事が無く本当に良かったと思っています。地震が起こるは困りますが、いざ地震がおきても倒壊しない箱型擁壁の安全・安心は、今後、お客様へPRしていく上で今まで以上に自信を持って製品紹介が出来ると再認識する事が出来ました。箱型擁壁で本当に良かった。
被災後の写真「2016年4月」
  目立った変位無し
下記より現場担当営業マンの評価と意見、感想が見られます。


箱型擁壁の技術検証 地震時の安定と変位について検証した実験結果はこちらから





*福岡県地元の主婦の間で評判! 家庭でプロの味が味わえる『だし』。
1893(明治26)年に福岡で創業した老舗の醤油醸造元が、「食材の美味しさを伝えたい」と開いた自然レストラン「茅乃舎」(かやのや)。
自社栽培の野菜や地元産食材を使い、持ち味を活かした料理が評判の店。そんな要望から生まれた「茅乃舎だし」は、家庭でも店に近い味が出せるよう、料理長が素材や配合を吟味し完成させたものです。
ティーバックに焼きあご、うるめいわし、真昆布にかつお節、海塩と良質な国産素材を封入。水からパックを入れ、沸騰後1~2分煮出せば香り高い黄金色のだしがとれます。素材は細かく粉砕されているので、袋を開けて調味料としても使用OK。焼きそばやチャーハン、お好み焼きの隠し味に。アレンジは自由自在です。
最近、福岡空港や新幹線博多駅で、茅乃舎の袋を持っている女性を見ると、「この人料理上手なんだな~」って思ってしまうほどです。
*福岡県民熱愛! 福岡のソウルフード 福岡系うどん
今回の面白い物の紹介をさせて頂きます。私の住んでいる場所は福岡県!全国的に福岡としてイメージされる名物といえば明太子、もつ鍋、とんこつラーメン、タモリさん、ソフトバンクホークス、太宰府天満宮、ドーモ….etc。
今回の面白いものは福岡にはいろいろ名物はあるけれど全国的に知られていない福岡県民の愛するソウルフードを今回はご紹介したいと思います。福岡県民が愛するソウルフードそれは福岡系のうどんになります。福岡系うどんの大きな特徴はその麺にあります。ふわふわしたコシの弱い麺を用います。その理由は、九州のうどん粉に原因があるともいわれております。他のものと比べてタンパク質が少なく、コシが出づらいのだという。
※トッピングで人気なのがマル天とごぼう天など売れ行きスジです。
※ネギ多めに一味(七味ではなく一味を愛用している)をたっぷりかけるのが福岡市式の食べ方です。
※写真は【釜喜利うどん】の肉ごぼう天うどんです!!

福岡には他にも【うどんのウ○スト】【○さんうどん】【○のうどん】など、うどんチェーン店も多数あります。福岡県の方は毎日とんこつラーメンを食べていると勘違いしている方々に言いたいのですが意外とラーメンを食べる回数よりうどんを食べる回数の方が多いです。ぜひ福岡に:お越しの際は一度ラーメンではなく、うどんもご賞味あれ!!
*福岡の海岸では、マテ貝採りが大賑わい!
今回は、マテ貝採りを紹介します。福岡県の行橋市周辺の海岸では、4月頃から6月にかけての大潮の日には、マテ貝を採る人達で賑わいます。
潮干狩りと言えばアサリが一般的な様な気がしますが、近年この辺りの海岸では、乱獲???
によってアサリがなかなか採れなくなってきました。
そうした状況の中で人気になっていったのがマテ貝採りです。
ゴールデンウィークの頃には、たくさんの家族連れや、常連の人達で海岸を埋め尽くします。
しかも入場無料なんですよ♪
マテ貝を採るには、こんな道具を使います。
(鍬・塩・塩を入れる容器)
砂地を鍬で掻くとマテ貝の巣穴が出てきます。
   ↓
巣穴に塩を入れます。
   ↓
巣穴からマテ貝が姿をだします。
   ↓
しっかり掴みゆっくり抜き出します。
独特の形ですが癖はなくアサリ等にて美味♪
バター焼きや塩茹や煮付けなど食べれます。

NETIS(新技術情報提供システム)とは、民間企業等により開発された新技術に係る情報を、共有及び提供するためのデータベースで国土交通省によって運営されています。(New Technology Information System)の頭文字を取り、NETISと呼称されています。

箱型擁壁工法は、今年度より「 -VE 」登録【事後評価済み技術】に登録です。
「-VE」登録は、評価会議により、継続調査等が不要と判断された技術です。つまり、活用後の活用効果調査表の作成が不要となります。

試行申請型(請負契約締結後提案の場合)及び施工者希望型により、施工される方が新技術をご提案頂き、実際に工事で活用された場合は活用の効果に応じて工事成績評定での加点対象となります。この際、「-V」登録では活用効果調査表の作成が必要ですが、「-VE」登録の場合は、事後評価済み技術のため必要有りません。


☆ 箱型擁壁協会デスクから一言 ☆
花火の掛け声といえば「たまや~」「かぎや~」が一般的ですね。関西の花火大会でも「たまや~」「かぎや~」の掛け声を聞きます。そもそも「玉屋」「鍵屋」は江戸の花火師で、人気を2分するほどとても人気がありました。花火を見ていた観客が綺麗な花火が上がるたびに、その花火を上げた花火屋を称えて屋号を呼び叫んだのが始まりと言われています。これは江戸(東京)の風習で、東京にライバル心を持っている関西で東京の風習があるのはなぜでしょうか。関西なら「浪花屋」とか「大阪や」なんて叫びそうですけどね。
鍵屋は、1659年に創業され現在迄続く老舗です。玉屋は、鍵屋から暖簾分けした花火師です。両国の花火大会では、鍵屋と玉屋が競いますが圧倒的に玉屋の花火が人気で「たまや~」の声ばかり聞こえたそうです。しかし、1843年に玉屋からの出火が原因で大火事を起こします。これが原因で玉屋は江戸から追放されわずか35年間だけの花火師となってしまいました。でも、花火大会で「たまや~」はよく聞かれます。関西でも「たまや~」「かぎや~」の声を聞くのは、テレビの時代劇の影響ではないかと言われています。関西だけでなく日本全国で聞かれるようです。花火大会待ち遠しいですね。

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